クリスマスイヴ

メリークリスマスイヴ!!
こんにちは、川上です。
なんだか今年はクリスマス感が全く感じられず……
娘に先日「ケーキ予約した?」と聞かれてやっと「え?もうクリスマス?」と気がつきました(笑)
とはいえ今年もランドマークプラザのツリーはしっかりチェックしています( ^ω^ )
今年のツリーもとても綺麗でした〜!!
全体的に白っぽい色味なのですが、ツリー上部にはキラキラな吊り飾りがかかっていてとても幻想的なんです。
歩いている人がみんな「はっ……」とツリーを見て足を止めているくらい目を惹きます(笑)
暗い中で見たらもっと綺麗なんだろうなと……明るい室内でしか見られないのが残念です。
なんてこんな呑気にツリー語りをしている場合ではなく、クリスマスということは第12回発表会までとっくに1ヶ月を切っています!
今月の合同リハーサルも終わり、広い場所で行うリハーサルはスタッフ下見と前日リハのみとなりました。
月謝クラスの子達は今週で冬休み週間に突入となるので、毎年恒例ソネットからのクリスマスプレゼントを配りました!



みんな喜んでくれたので良かったです〜^^♪
11月にはプログラム撮影会を行い、完成したプログラムも到着!
フライヤーも完成し、着々と本番に向けての準備が整ってきています!
フライヤーは今までチケット型で作っていたのですが、今年からカード型に変更してみました!
今回のフライヤーには特典が付いていて、体験レッスンの時にこのフライヤーを見せていただければ1回1200円の体験レッスンが無料となります!(月謝クラスはもともと無料です)そしてオープン、月謝クラス共に入会金が半額となりますので是非ご利用ください☆


このフライヤーは本番当日ロビーでも配布する予定です!

発表会の詳細についてはお知らせコーナーに載せていますのでチェックして頂けたらと思います!
オープンクラス、月謝クラス合同でのメイン作品は「眠れる森の美女」、月謝クラスの創作作品は「シリウスの笛」です!
今回の創作作品もお客さんにびっくりしてもらえるような要素を盛り込みつつ、バレエの知識が無い方でも楽しんでいただける作品となっていると思います☆
可愛かったり、綺麗だったり、格好良かったり、笑えたり……?
踊りだけでなく、演技も頑張っている子ども達の姿をぜひ客席からご覧ください^^
入場無料でどなたでもご入場いただけますので、お気軽にきていただけたら嬉しいです。

さぁ、本日スタジオに衣装が届いたようなので明日は全員分の衣装の仕分けを頑張りたいと思います!
明日が無事に過ぎたら速攻でツリーをしまって鏡餅を飾ろうと思います!
年末年始の雰囲気が大好きなので早く年末モードに入りたいです(笑)


9月合同リハーサル

こんにちは、川上です。
9月の4回の合同リハーサルが無事に終わりました。皆さまお疲れ様でした!
全員で動く箇所の振り付けもすべて終わり、充実したリハとなりました。
動画から切り取っているので画質は荒いですが、合同リハの様子をお伝えしようかと思います。

これは子供達のストレッチですね。
小学校中学年までの子達はこんな風に皆で一緒にストレッチします。
普段はこんな人数でストレッチする事は無いので楽しかったです^ ^


今回のリハーサル……、普段のクラスでは始まる前にキャッキャと鬼ごっこをしているような3、4年生達が「次はかみて側に移動した方が良いですか?」「この後は何の練習ですか?」と私に指示されるのを待つのではなく、自分達で次の事を考えて行動をしてくれていました!
受け身でリハーサルに参加するのではなく、『今自分達がしなくてはいけない事は何か』をしっかり理解して参加してくれていたんですね。
私が付いてあげられない時でも、子ども達だけで考えて行動を出来ていたのがとても嬉しかったです( ; ; )



普段の練習とは違う緊張感を彼女達なりに感じ取っていたようで、表情もキリッとしていつもより大人びて見えました(笑)もうすっかり頼もしい存在です。
そんなお姉さん達の姿を見て、小さい子達もなにか刺激があったのではないでしょうか。
トウシューズを履くお姉さんの周りに集まって「リボン結ぶの難しい?」「本当につま先の所固いの?」なんて質問している姿も可愛かったです^ ^
今の大きい子達もこうしておねさんの姿を見てきて今があるので、きっと今回初参加の子達も数年後には、後輩を引っ張っていってくれる存在になっていることでしょう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶


さて、リハ写真ですが、これは創作作品「シリウス」のリハーサル風景です。
黒マントを被る怪しい人に、遼先生に怯える子供達と怪しい手つきの怖い顔のお姉さん……そして何故か戦う遼先生とゲストの林田先生……。どんなストーリーなのでしょうか(笑)!
普段バレエを観ない人でも楽しめるような演出を沢山しているので、是非お子さんから大人の方まで見にきて頂けたらと思います^ ^
そして大人チームも負けていませんよ〜



これは眠れる森の美女の宝石、妖精、貴族、そしてカルメンの写真ですね。
他にも仮面舞踏会やコッペリア、タリスマンのグラン・パ・ド・ドゥなど見所沢山です^ ^
大人の方達は9月の合同リハにしてすでに作品の完成度が高かったです!
振り付けを事前に動画で確認していたり、皆さんとても熱心でした。
最近よく思うのですが、今は簡単に動画をシェア出来て便利になりましたよね。
あっ!と思った時にすぐに動画で記録しておけますからね。「あれ……ここの振り付けなんだったっけ……?」なんて事は無くなりました(笑)
さて、話は逸れましたが、まだまだ本番まで3ヶ月あります。
ここからさらに練習を重ねて、出演者、スタッフ皆で磨き上げていきたいと思います!

そろそろHPのお知らせ欄で発表会についての詳細が出ると思いますが、本番は2020年1月18日(土)、会場は紅葉坂ホール(旧県立青少年センターホール)
誰でも入場可能ですので、是非劇場までお越しください。


9月

お久しぶりです、川上です。
前回5月に「キャスティング発表しました!」なんて言っていましたが、その後バタバタしすぎて気がついたら9月になっていました^^(笑)
ですが必死にバタバタしたおかげで順調に進んでいます!
いよいよ今月から合同リハも始まり、男性ゲストの方たちも練習に参加して下さいます。
今回はゲストダンサー4人+遼先生で5人のゲストダンサーが出演します!
眠れる森の美女「オーロラの結婚」などの古典作品はもちろん、子ども達出演の創作作品「シリウス」にも出演して下さいます!
どんな役かはお楽しみに……。
シリウスにはもう一人ゲストの方が出演して下さるのですが、今までのソネットの舞台では無かった役柄?役割?で、お客さんはびっくりするんじゃないかな?と思います。
今回も楽しい仕掛けが沢山の創作作品になっていますので、ぜひ楽しみにして頂けたらなと思います^^
今はまだ各クラスの作品しか練習していませんが、合同リハではパーツとパーツが繋がって、生徒の子達にも物語が見えてくるのではないかな?と思います。
全体像が見えてきたら、どのシーンでどんな演技をしたら良いのかが分かってくると思うので、合同リハでは物語のつなぎを意識しながら練習していきたいです!
大人チームは一足先に、ソネットのスタジオ内で作品ごとに集まって全体の練習を始めていています。
大一先生の怒涛の振り付けも、ビデオを撮ったりしながら頑張っています!
9月は4回も合同リハがあり、生徒さん達も大変だと思いますが、楽しいリハーサルになるよう頑張りたいと思います^^
余裕があればリハ中の写真を撮って次回ブログで合同リハの様子を伝えられたらと思います!

毎回恒例、今月の看板です。


皆さん今年の夏は楽しめたでしょうか?
今年は梅雨が長く、夏の始まりが遅かったので、夏大好きなわたし的にはただでさえ短い夏がより短くなってしまったような気がして悲しかったです( ; ; )
夏ってあと2ヶ月くらい長くても良いと思うんですよね…。
ですがピカチュウに染まるみなとみらいを見てようやく「あぁ…今年も夏が来たんだな」と実感できたので良かったです(笑)

では٩( ᐛ )و


発表会キャスティング発表!!

こんにちは!!
5月になりとうとう元号が変わりましたね。
私はギリギリの昭和生まれなので、昭和→平成→令和と31歳にしてすでに沢山の時代を生きてきた気分です(笑)
私が指導を始めた当時小学生だった子が、今年お酒を飲める歳になりましたからね…時代も変わります…。

さて!とうとうキャスティングが発表されました!!
スタジオに貼り出されていますので皆さん確認してくださいね。
今回私が担当の作品は変わった作品が多く、人間の役が少ないです(笑)
それぞれのキャラクター性が出た素敵な作品になるようこれから振付頑張ります!

ちなみに発表会は「令和2年1月18日」になります!
私はてっきり今年は令和元年で来年は令和1年なのかと思っていました、、、
元年=1年なんですね。
大一先生に指摘されていなかったら看板に「本番は令和1年!!」と書いて大恥晒すところでした(笑)
あはは\( ˆoˆ )/

今月の看板です。


え?イラストが使い回し?(笑)
いえいえ髪型が変わっています\( ˆoˆ )/
看板にも書いてある通り、いよいよ発表会に向けて本格始動です!
各クラスで振り付けも始まっていくと思いますので、皆さん楽しみにしていてくださいね☆


スターダンサーズ・バレエ団公演

ソネット代表の高谷大一です。久しぶりに投稿します。

 3月30日池袋の東京芸術劇場にてスターダンサーズ・バレエ団の公演を観てきました。
演目はジュージ・バランシンの「ウエスタン・シンフォニー」とクルト・ヨースの「緑のテーブル」です。
「緑のテーブル」は40年前、私がスターダンサーズ・バレエ団にてプロダンサーとして初めて出演した作品なので、特に感慨深い作品です。心を弾ませて劇場に向かいました。

 東京芸術劇場プレイハウスはシックで落ち着いた雰囲気で、作品に集中して鑑賞出来る環境になっていました。

▪️1部「ウエスタン・シンフォニー」


 ハーシー・ケイの軽快な音楽にのせた明るく楽しい作品でした。
バランシンは特に群舞の構成が巧みな振付家として有名です。「セレナード」「コンチェルト・バロッコ」などが私の印象に残っています。
「ウエスタン・シンフォニー」はストーリーは特になく、4楽章に分かれた各パートにソリスト男女各1名と群舞数名で構成されています。
どの楽章もアイデアに溢れ、それぞれに見せ場がありました。ダンサーも明るく楽しそうに、またしっかりした技術で振付をこなしていて、良質なエンターテイメント作品に仕上がっていました。アメリカで上演する時はおそらく会場は大歓声で、大いに盛り上がった事だと思います。
 ソネット講師の高谷遼は4楽章のソリストとして出演しました。お芝居っ気たっぷりに踊り、作品の成功に貢献していました。
 バランシンはロシア出身の振付家ですが、おそらくこんな自由で明るく楽しい作品を創作したくてアメリカに来たんだろうな、と想像される作品でした。余談ですがミュージカル映画の名作「ウエスト・サイド・ストーリー」振付・脚本のジェローム・ロビンスは ABTに移籍する前はNYCBにいるバランシンの元で助手として勉強したそうです。バランシンがアメリカに来なければ、「ウエスト・サイド・ストーリー」は生まれなかったかもしれません。

▪️2部「緑のテーブル」


「ウエスタン・シンフォニー」と違ってとてもテーマ性の高い作品です。反戦がテーマです。
死神を中心にした様々な死をオムニバスで描いています。舞踊的にいうとロンド形式という手法を取っています。ロンド形式というのは、A:B A:C A:D A:E A:F・・・・とAを中心にB以降別シーンが展開して行きます。
 「緑のテーブル」の場合死神がAになります。以降様々なシーンのラストに死神が現れ各登場人物を死に導いて行きます。
戦争に参加した兵士であったり、婚約者を戦争に送り出した若い娘であったり、娘の旦那さんを戦争に送り出した老婆であったり、レジスタンスの娘であったり、また戦争で利益を得る商人であったり、全ての人が死神に導かれてしまいます。この事によって戦争の悲惨さ、バカバカしさを痛烈に表現しています。
 各シーンのラストに登場する死神が、時には観客の心の隙間を突くような、また時には感情を揺さぶるような、時には不思議な事ですが死に必然性を感じるような様々な手法で演出されています。
 特に印象に残るのがプロローグとエピローグの会議のシーンです。仮面を付けた10人の紳士ですが、それは政治家であったり、学者であったり、富豪であったりします。その会議の様子が軽妙なタンゴで滑稽に描かれています。この会議に参加する人たちの発言に意味は無いし、意味のある事は発言はしません。この滑稽な会議のシーンと死神にまつわるシーンの対比が圧倒的に反戦のメッセージを観客に送ります。やはり舞踊界の歴史に残る名作である事は間違いありません。
 高谷遼講師は戦争利得者にキャスティングされていました。技術的にも内容的に難しい役でしたが、役柄がよく伝わる好演でした。

余談パート2、前回のソネットの発表会にゲスト出演してくださった加地暢文さんが、私が40年前に踊ったポジションを踊っていました。ちょっと運命を感じました。


 今回の公演は3月31日で終わりますが、再演される機会があれば是非ご鑑賞をお勧めします。私ももう一度観たい作品です。

 最後の感想として、私はこのバレエ団で修行し在籍できた事を嬉しく思いました。