第10回発表会

一足早くホームページには載せましたが、やっとやっと第10回発表会の開催が決定しました!
なぜやっとやっとなのかと言いますと・・・
今回は運が悪く抽選で外れ続けなかなか劇場がとれなかったのです…>_<…
が!今月の抽選で見事劇場を取ることが出来ました!
来年5月5日の子供の日です^ ^
覚えやすいですね。
場所は神奈川県民青少年センターホールです。
前回の発表会は2月でとても寒い中の発表会でリハーサルもすぐに身体が冷えてしまい大変でした!
前の週は車を出せない程の大雪で・・・!
今回は寒くなく暑過ぎることもなくちょうど良い気候で本番を迎える事が出来るのではないでしょうか^ ^
何と言っても次は記念すべき第10回目の発表会となります!
いつもの発表会とは違う第10回目ならではの演出を現在考え中です☆
この貴重なタイミングで一緒に踊る事の出来るメンバー皆でこれから発表会を盛り上げていきたいと思います!
リハーサルは今年の秋から開始予定なので入会していない方もまだ一緒に発表会に参加する事が出来ます。
来年のGWは一緒に舞台で思いっきり踊りませんか^ ^?
興味のある方はお気軽にスタジオにお問い合わせ下さい。

これから曲選びやキャスティングに振り付けなどだんだんと忙しくなっていくと思いますがこのブログで本番までの道のりを少しアップしていけたらと思います^ ^

ではまた!


コンクール審査員 パート2

今日二日目の審査員をやって来ました。

小学校の3年生から6年生のダンサーたちの審査です。
皆さんとても真剣に取り組んでいて、一生懸命な様子に若いエネルギーを感じました。

しかし、最近の子供たちはスタイルが良くなりましたね。
驚くほど手足が長く、顔も小さく、昭和30年代初頭に生まれた私の世代には考えられないプロポーションの子供たちが沢山いました。
 しかし、まだ小学生、自分の手足を自分で使いこなせていない印象を受けました。手足に軸が振り回されてコントロール出来ていないんですね。
やはり、お腹、背中の体幹のトレーニングは必要だと痛感します。
そこで指導者の問題があると思います。こういった時期にはあまり高度なテクニックは要求せず、基礎をキチンと習得させた方が将来的にその生徒さんの上達につながるのではないかと思いました。

 もう一つ、今日も小学校6年生で、すでにヴァリエーションだけは完成しいる、小さな大人のような踊りを披露した人が何人かいました。表情もテクニックもとても上手なのですが、私にはやや指導者が作り込み過ぎているように感じました。おそらくとても細かいご指導なさっているのだとおもいます。
それはそれで、コンクール的には高い得点を獲得できるので悪い事ではないと思いますが、あまり指導者が作り込み過ぎないで、ダンサー本人が役柄を理解した上で自然に出る表情が大切だと思います。
バレエの基礎トレーニングとは技術的な事だけでなく、表現者としての心のトレーニングも必要だと思います。

 長時間の審査は公平を期するため、ずっと気を張っていなければならないので大変ではあるのですが、参加者の皆さんからバレエが大好きという事がとても伝わって来て、バレエ業界に携わる人間としてはとても幸せな時間でした。


コンクール審査員


3月30日にバレエコンクールの審査員をやってきました。

私が審査したのは、中学生と高校生以上の皆さんでした。
このコンクールの審査員を務めて5年くらいになるのですが、毎年レベルが上がっているように思います。
若い人たちが一生懸命頑張っている姿を見る事はとても気持ちの良いものです。

しかし、少し懸念している事があります。
皆さんとても良く飛んで、回ってイキイキと動くのですが、クラシックバレエを踊る事と音楽に合わせて身体を動かす事は根本的に違います。
今求められている事は、ただ高くジャンプする、たくさん回転する事ではなくて、その質が大切だと思います。
正しいポジション、正しいフォーム、正しい着地、バレエは運動能力よりも正しく美しく踊る事が大切です。
もう一つ、演目の内容に合った表現の仕方が大切だと思います。同じピルエットでもオディールとオデットのピルエットは違うはずです。その辺りの解釈が難しいと思いました。
また、年齢に相応した演目を選ぶ事も大切だと感じました。
やり過ぎてもいけないし、足らなくては観客に伝わらない。身体能力と共に表現者としての感性が今のコンクールでは問われているんではないでしょうか。

審査員をやっていつも思う事なのですが、バレエはやはり奥が深いですね。
今日は7時間の審査でしたが、明日も5時間頑張って来ます。


書籍コーナー

こんにちは!
スタジオダンスソネット川上です^ ^

今回はスタジオ更衣室にある書籍コーナーの紹介です

今ソネットでは「クロワゼ」と「クララ」を定期購読しています^ ^
他にもバレエに関する書籍を置いているので皆さん更衣室での待ち時間に是非ご覧になってみて下さいね☆
「クララ」は児童の子達が見ても楽しめる内容ですよ〜^ ^!
近々もう一冊素敵な本が仲間入りする予定です!



今回の「クララ」では先日大一先生が出演したスターダンサーズバレエ団のジゼルで主役デビューした西原友衣菜さんの特集がありました!
大一先生のブログに一緒に撮った写真がありましたね^ ^
なんとあの写真開演前に撮って頂いたそうです〜(⌒-⌒; )

ちなみに雑誌の後ろに写っているフォトフレームですが前回のソネットの発表会での写真を沢山流しています☆
これからも時々中身を変えていこうと思っているのでソネットにお越しの際はこちらも是非チェックしてみて下さいね〜^ ^!



先日2月28日と3月1日に文京シビックホールにてスターダンサーズ・バレエ団の「ジゼル」の公演がありました。


本番直前の緊張のひと時に、皆様有難うございます。

ジゼル役 西原友衣菜さん
アルブレヒト役 浅田良和さん
ヒラリオン役 大野大輔さん
皆さん、本番前の緊張のひと時に有難うございました。



前日の主役のお二人。

ジゼル 林ゆりえさん
アルブレヒト 吉瀬智弘さん
3月1日公演、2幕前客席にて。

 今回上演されたピーター・ライト版のジゼルは英国バーミンガム・ロイヤルバレエ団の作品で、古典のバレエ作品を現代にも通じる説得力のある人間ドラマが展開される革新的な作品として、各国のバレエ団で上演されています。

ジゼル役の西原さんは主役デビューでした。
新人らしく溌剌とした動きにとても好感が持てました。まず西原さんは音楽に対する動きの乗せ方が上手ですね。ただ単にリズム感が良いだけではなく、テンポが取れた上で、シチュエーションに合わせた音のずらし方を知っているように思えました。本人は意識しないで、感覚的にやっているのかも。
まあ、大手のバレエ団で主役を踊るようなダンサーにこの要素がなければプリマは務まりません。

もっと驚いたのはお芝居です。
新人が、それも限りなく10代に近い20代前半の彼女がどこまでお芝居出来るのか、少々不安でした。若い新人に主役デビューさせるには、ジゼルはかなりハードルが高い作品です。
1幕後半での芝居に失敗するとすべてが台無しになってしまします。
西原さん、見事でした。持って生まれた才能も確かにあるのでしょうが、スターダンサーズ・バレエ団はこの作品を永いキャリアでレパートリーとして上演していますから、その間の主役たちの演技を勉強していたんでしょうね。やはり歴史は重要です。

アルブレヒトの浅田さんやヒラリオンの大野さんはさすがの実力者、安心して楽しめました。

最後に感じた事。
やはり生の舞台は贅沢ですね。生でしか感じる事の出来ない感動があります。
2幕も素晴らしかったです。って言うか1幕は自身が出演しているので観ることはできないのですが。

4月29日にもテアトロ・ジーリオ・ショウワでジゼルの公演があります。
この公演は林ゆりえさん、吉瀬智弘さんで上演されます。
二人ともスターダンサーズ・バレエ団の押しも押されもせぬスターです。
きっと良い舞台になると思います。
お知らせに詳しい情報を載せますので、お時間のある方は是非どうぞ。